消費者は初めての商品を買う時、「どんな基準で店を見つければいいのか」「どんな商品を選んだらいいのか」 と不安でいっぱいです。
それが解決しないかぎりは、店に商品説明を聞くこと自体、恐くてできないという人もいます。
特に購買頻度の低い商品(冠婚葬祭、新築住宅・不動産、大型家具、仏壇等)には、そうしたユーザーがつきものと言っていいでしょう。
このようなユーザーを自社に引き込むことができれば、営業的に非常に優位になります。
それを制することができれば、購買頻度の低い商品の業界で勝ち組になれることは間違いありません。
「相談相手になる」というスタンスでチラシを構成しましょう。
なお住宅業界では、「家の選び方」の訴求をしているチラシが成果を上げています。
住宅を買うとなると、 土地購入、 資金計画、プランづくりと、初めて経験することばかりで不安がいっぱいです。
それを解消するには、勉強して知識を仕入れていくことになります。
それをサポートしてくれる会社があれ ば、ユーザーとしては非常にありがたい存在になります。
結果的に、そうしたニーズに応えられる会社は「住宅会社選びの本命」的な存在になれます。
したがって売り込むという姿勢よりも、「相談相手になる」というスタンスでのチラシ作成が重要なポイントになってきます。
会社や商品を売り込むことだけが、集客ではありません。
消費者の不安を解消することで集客ができるのです。
「選び方」の基準を示したり教えることも、チラシ集客 の重要なポイントになってきてい ます。