消費者は、購買したり、サービスを受けるなかでたく さんの失敗をしています。
「安いから買ったはいいけれど……1ヶ月もしないうちに壊れた」
「他社のほうが安かった」
等々、誰もが何かしら後悔しています。
したがって、「後悔するリスク」を回避できるお店は、 消費者として利用しやすいということになります。
そのことをチラシで告知することにより、集客が上がってくるのです。
「品質保証」の訴求
業界にもよりますが、大半の店はクレームを恐れるあまり、それに快く対応していないのが現状です。
しかし 消費者は、自分が買った商品の故障・不具合を一定期間内は無償で修理してもらう「品質保証」を求めており購買時にそれは重要な決定要素となります。
競合他社が、品質保証に消極的であるならば、チラシに「品質保証」を大きく告知することで、集客効果が出てきます。
また、ただ告知するだけではなく、どのような無償修理の対応をしているかについて、詳しくチラシ に載せることも忘れてはいけません。
勢いで買ってしまって、家に帰って冷静になってから 「失敗した」と感じるお客様も少なくありません。
このような「買う時のリスク」を回避させることができれば、それは究極の「顧客満足」につながります。
買って気に入らなかったという理由で、売る側が返品・返金に応じる。
そんなことをすれば大損するのではないかと考えがちですが、実際には、それを実施しても売上の3%ぐらいにおさまるのが普通です。
「返品・返金保証制度」 を実施すれば、チラシの集客効果は1・3倍ほどになりますから、損はしません。
ただし、この保証は「自信のある商品」「自信のあるサービス」で対応しないと返品率が高くなるので、この点は注意が必要です。
今後、ますます「消費者の保護」が問われる時代にな ってきます。
「保証制度」の打ち出しが、集客するうえ での必須条件と言ってもいいでしょう。