自社の1番商品が明確になっている店ではチラシは当たりやすいが、1番商品を持っていない店は、やはりチラシの効果が発揮されにくい。チラシのレイアウトやタイトルをあれこれと変えても、1番商品を持っていなければチラシ制作は外れるものである。だから、他社と比べて「これがうちの1番商品です」と胸を張って言えるものがないといけない。最低でも3つ、できれば10以上は持ちたいものである。
■客層ごとにチラシ制作の中身を変える
次に、客層はどうか。これも具体的にターゲットを絞らねばならない。
小さい子供を持つ
30代の主婦をターゲットにするのか、50代の年配層を狙うのかなど、
狙うべき客層に応じてチラシの中身が変わってくる。
たとえば食品スーパーで自社の客層の中心が40代以降の経済的にゆとりのあるそうであるならば、安さを強調するようなチラシ制作はあまり意味がない。むしろ、自社の1番商品の新鮮さや栄養素などをわかりやすく伝えるほうがより得策といえる。