イラストを入れ、楽しさと愛嬌をだす

■チラシは面白く、楽しく

最近のチラシを見ていると、ほとんどパターンが同じだ。マンネリ化したタイトル、目玉商品、定番品、価格、多少の商品説明など、見ても全く面白くない。

買い物は基本的に楽しいものである。お金を出す瞬間はある種の快感であり、人によってはストレス発散にもなっている。買い物は面白く、楽しく、スリルと興奮が味わえるものなのである。ならば、買い物の出発点となるチラシも、やはり、面白くなくてはいけない。

また、買い物客の大半は女性なので、愛嬌も必要である。楽しさと愛嬌という2つの要素をチラシ上に具現化しなくてはならない。

そのためのもっとも効果的な方法はイラストを入れることである。イラストをチラシ上に適度に入れることにより、大きな愛嬌演出効果を得られる。

イラストをいれるパターンには大きく3つある。

a.経営者の顔をイラスト化する

ほとんどのお客様はその店の社長の顔を知らない。そこで、社長自身がイラストで登場し、ぜひご来店ください。と訴えてくれば、一度は行ってみようと思うものである。大手チェーンはできないが、地場の店ではぜひやっていただきたい。

b.店長・社員の顔をイラスト化する

店長や現場社員は店の顔である。お客様に直接接する現場社員のイラストを打ち込むことにより、親近感を増すことができる。店長・社員の名前を覚えてもらうためにも、ぜひ入れてほしい。

c.客層をイラスト化する

チラシで大事なことはどの客層に勝ってもらいたいかをはっきり明示することである。そこで、お客様の使用時の状況を考え、イラストなどで具現化する。