文字体に工夫を凝らす

■文字体の変化で迫力をつける

メリハリをつけ、飽きないチラシにするため、プライス文字に工夫をすることも大事である。

同じプライス体が整然と並ぶと、全く面白味のない、パンチのないチラシになってしまう。

きれいにチラシを仕上げるより、迫力のあるチラシを作るほうが、優先ポイントである。

一般にプライス文字体には6つのパターンがある。

  • ゴシック体・・・もっとも一般的に使われているプライス文字である。特に定番の商品中心に使うケースが多い。
  • 斜め文字・・・多少プライス文字を寝かせ、斜めにする。真っすぐになっているプライスよりもこのほうが目立つ。
  • 白抜き文字・・・文字の背景に色を付け、文字色を白にする。白抜きにすることで色そのものがなくなるので、よく目立つ。中グレードの商品で目立たせたいアイテムに着けると効果的である。
  • フチドリ文字・・・フチドリをするのもよく目立ち、周りとの差を出しやすい。この文字を定番アイテムに使用し、他社との差別化をしているチラシも多い。
  • 立体文字・・・文字に奥行をつけ、多少斜めからみすぇることにより、立体感を出す手法。重厚なイメージを出すことができるので、高額品のおすすめ目商品などに使うとより効果的。
  • 手書き文字・・・最近増えてきているパターン。マジックや筆で描くなど、パターンはいろいろとあるが、安さ感の演出には効果的である。また、地域密着店などは、このプライスを常に使うことで、手作り風チラシを演出し、親近感を醸し出すのも有効な手段である。