セール期間を明確にする

■お客様はセール期間に敏感

店側の心理と客側の心理は大きく違う。セール期間は代表例である。

店側の心理は「いつでもいいから来てもらいたい。買ってもらいたい。」「エブリデイロープライスだから、いつ来てもあまり差はない」「できるだけチラシを見て長期間、絶えず来店してほしい」

しかし客の心理は「チラシ期間が過ぎたら値段が上がるのでは」「セール期間はいつまで何だろう」などと、非常ン位セール期間に敏感なのである。セール期間一つとってみても、

客志向する必要がある。そのレベルは次の通りである。

  • レベル1  セール期間が書いていない。たまにこのようなチラシを見かけるが、全く客をバカにしている。これではチラシではなく、単なるパンフレットである。
  • レベル2  本日よりスタートずっと来てほしい意識があるためか、このような表現を使うケースがあるが、レベル1と同様、お客様が迷ってしまうので、避けなければならない。
  • レベル3  本日より3日間とりあえずチラシ期間が明示されているので、一応合格点である。一度に大量にチラシを印刷し、何回かに分けてまく場合はコストダウンにつながるので、このような表現にするほうが妥当であろう。
  • レベル4  3月1日より3日間チラシ配布日を入れることにより、セール期間が明確になる。
  • レベル5  3月1日より3月3日までチラシ期間の最終日を入れることにより、より分かりやすくなる。
  • レベル6  3月1日より3月3日まで3日間限り!「○日間限り」と入れることにより、集客をよりアップすることができる
  • レベル7  3月1日・2日・3日の3日間限り!具体的にセール日を入れることで、その期間にぜひというPRになる。もっともわかりやすい