特典イベントを訴求する①

■集客効果を高める特典

チラシで寄集客国化を高めるたまには、さらに+αの要素を盛り込まねばならない。方法論としては2つある。まずは特典について。

・特典を付ける

いわゆるプレミアムを付けるのであるが、モノを挙げるパターンと、価格を値引くパターンとがある。

→来場記念品・・・来店したお客様すべてに記念品を差し上げる。したがって、原価で300円から500円くらいまでに抑えることが必要。記念品の選び方は、万人向けのもの、どの家庭にもあるもの、見た目1000円くらいに見えるもの、などの要素を満たすことが必要。

→お買い上げ記念品・・・お買い上げいただいたお客様にのみ差し上げる。平均単価の低い業種は、あまりやらないほうがよい。通常お買い上げの3%くらいのものをあげる。

・値引きする

→バンドル販売値引き・・・バンドル(まとめ)買いの客様には若干の値引きをする

→パック販売値引き・・・いろいろな商品を組み合わせたパックを買うと、単品で買うより安くなる。

→お買い上げ金額値引き・・・一度にある一定金額以上買ったお客様に対していくらかの値引きをする。家具・家電等の耐久消費財関連の商品を扱う店には有効な手段である。

.特典イベントを訴求する②

■集客効果を高めるイベント

商品力オンリーではお客様を呼べない時代となっている。また絶叫型の激安というタイトルでもお客様を呼ぶのは難しい。そこで次にふかしていくのは、「イベント性」である。

・イベントを訴求する

ではどの王なイベントが当たるのか。キーワードは「楽しさ」「賑わい性」「真剣さ」である。

この3つを満たさないイベントは当たらない。ここで成功したイベントをいくつか挙げてみよう。

→現金つかみどり大会・・・買ってくれたお客様に箱から硬貨をつかみどってもらう。単なるキャッシュバックよりもこちらのほうが楽しめて真剣にもなるので、絶対に面白い。

→じゃんけん大会・・・お客様と店員が一対一でじゃんけんをし、お客様が勝ったら10%引き、負けたら粗品というようにする。必ずじゃんけん係を一人作り、レジ横で待機させる。

一対一の一回勝負なので、お客様も真剣になり、異様な賑わい性とスリルを演出できる。

→ハンマープライス大会・・・これも異様なこうふんがあり、非常にエキサイティングである。3~5アイテム用意し、低い金額からスタートさせ、ある程度上がった時点で価格を決める。司会の誘導がポイントである。

→トランプラッキー7大会・・・トランプをエースからキングまで13まい用意し、お客様に3回引いてもらう。3回とも7を引いた人はお買い上げの金額の半額に、また、7を一回でも引いた人もいくらかの割引にする。これもギャンブル性があり、お客様に楽しんでもらえるイベントである。