メッセージチラシの事例2

■高単価商品にも効果的

人が一生のうちにする買い物の中で最も高単価な商品は住宅であろうその住宅業界でもメッセージチラシを使い、実績を上げている例は数多くある。

「お住まい見学会チラシ」

例えば、新築一戸建て住宅の完成見学会のチラシがある。住宅業界では販売促進の一環として、昔から完成見学会というのを頻繁にやってきた。土地持ちの人、建て替えの人に向けて、自社で完成した家をモデルハウス代わりに公開し、見てもらうことで見込み客を発掘し、成約までもっていこうという手法だ。しかし、現在では、完成見学会を開いても昔ほどお客様が集まらず、悩んでいるハウスメーカー、ビルダー、工務店も多い。そこで、従来の完成見学会チラシのパターンを覆し、メッセージチラシの考えかたを取り入れて成功している会社が出てきた。そのポイントは以下の通り。

・ズバリのタイトルをつける

お願いします、見てください。という非常に単刀直入なタイトルだ。ズバリとわかりやすいのがよい。

・自社の強みを打ち出す

例えば和風、それも数寄屋造りというのを訴えている。実はこの会社は洋風和風となんでもできるのだが、和風を自社の戦力商品をと位置づけ、徹底的に販売している姿勢をとっている。

・やはりイラストが必要

セールスマン自らが頭を下げ、お願いしているイラストを入れている。物販業も住宅販売も商売に対する姿勢はすべて同じである。