支払いの利便性を伝える

■お客様が安心して高額商品を変えるために

一万円意所のものを買うとき、当然頭をよぎるのは、支払いのことである。

クレジットカードが普及したいま、一万円以上の買い物ではカードを使う人が非常に多い。私も現金があるにもかかわらず、カードを利用することが多い気がする。

手数料が店側の負担になっていることがほとんどなので、利益を圧迫するとの理由からわざとカードのことをチラシに書かない場合もあるが、それはおかしい。いまどきカードも使えない店と思われるほうが、逆に不信感を与え、お客様に警戒される。

支払いの利便性を伝えるときのポイントは大きく3つある。

・取扱いクレジットカードを明記する

クレジットカードもいろいろあるが、ただ、「クレジットカードOK」だけでは駄目である。

使用可能なカード会社をはっきり明記しなくてはいけない。各会社のロゴをそのままチラシに載せるのがもっともわかりやすいだろう。

・分割払いを訴求する

高額品であれば、分割払いができることを必ず訴求しておかねばならない。それも「分割払いOK」だけではだめで、具体的に、何回払いで、月々いくら払えばよいかを、例を挙げながらわかりやすく表現することが大事だ。