デザイ ンの世界では、クライアントに対する企画の説明が常時行われている。これをプレゼンテーションと呼んでいる 。日本ではこれを省略してプレゼンと言うこと が多い 。
このプレゼンテーションによって打ち出した計画が、クライアントより承認されて初めて本制作に入る 。 プレゼンテーションには、プレゼンテクニックが必要とされている 。口調、プレゼンツール 、プレゼン環境のデザイ ン(BGMを流すとか映像を映す)などがある 。 プレゼンの精神は、あくまでも誠意であり、口がうまいとか、こけおどしとい ったもので本来行 うものではない 。しかし、現実には内容よりも見かけで選ばれることもあり、アメ リカのようにレベルの高いプレゼンが実施されることは少ない 。それは戦略を読めないクライアントにも責任がある 。仕上がりを予想できない担当者が増えていることも事実で、プレゼンをする側(デザイナー)の教育と、されるクライアント の教育が早急に必要だとされている。